2022年 第102回 天皇杯 ヴァンフォーレ甲府 ベスト4進出
2022/09/07
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Q:試合を振り返って
まず、ベスト4に進出できたこの大会は、環太平洋大学との試合からスタートし、3試合連続でホームで戦うことができました。いつも見慣れた景色の中で札幌、鳥栖と何とか勝つことができて今日ここに来たわけですけれども、アウェイで、週の半ばに、リーグとリーグの合間に入ってくるという日程の中で戦い、ベスト4に進出できたということを、大変、とても、非常に嬉しく思っています。
今日は声出しの応援ができるということは僕も知らなくて、ここに来てからクラブのスタッフから聞いたんですけれども、本当に絶え間なく、ずっと後押しをしてくれて、その声で走り、その声で戦い、その声で前に出られたような90分だったと思います。
試合は、アビスパさんの力強さ、セットプレーではもちろん大変な思いもしました。力強さの前に屈しそうな時間もあったと思います。ただ、僕たちはグラウンドの上を選んで、グラウンドの上でボールを走らそうというところ、今日はそのこだわりというか、彼らがいつも普段やり慣れている、見慣れている、戦い慣れている、そういった戦いで、最初から本当に最後まで、アビスパさんの大きくて強くて速い圧力から逃げずに戦ってくれたなというふうに思います。
うまく三平のゴールで先制することができて、そこまでは良かったんですけど、ゲームが好転したなという時間帯にセットプレーの三つ目ですね。二つ目を弾いて、そこからまた失点をして、クリーンヒットが入ったわけじゃない、そういった失点が今シーズンはかなり多く、人がいるんだけれど気づけば僕たちのネットが揺れているという失点が多く、嫌な空気というのはあったんじゃないかなと思います。それは選手の中にも、一緒に戦ってくれたファン、サポーターの中にもあったんじゃないかと思います。
ただ、そこからまた戦い方を変えずに、福岡さんが立ち位置を修正してきてからも、中で彼らが今週少ないトレーニングの中で準備してきたことをしっかりと発揮し、攻撃的に戦っていく、相手をずらしていくということを愚直にやり続けた結果が、最後に延長戦でもうひとつ走れるというようなところにも繋がったんじゃないかなと思います。なので、今日彼らが戦ったその戦い方に僕はとても嬉しく思いましたし、頼もしく思いましたし、誇りに思いました。
今日、この舞台というのを大事に大事に戦うのではなく、ここで暴れるというか、J1相手にでもプロとしてそのすべてを出す、それで上を越えるというようなことを選手たちが実行してくれたのではないかと思います。
最後に、ベスト4はヴァンフォーレ甲府として初めての経験になります。少し大げさかもしれないですけれど、そこに名を刻みました。J2からこのトーナメントに参加して、そこにたどり着いたということ、僕たちをいつも応援してくださっている、サポートしてくださっているすべてのみなさまに、おめでとうございますと言いたいです。
僕らはまだリーグ戦もすぐ土曜日にありますし、今夜は喜んでも、すぐに切り替えなければいけません。今日は120分戦ったので、どれだけの選手が次に力を残せているのかというのは分かりませんけれども、このムード、いいことをした、成し遂げたということ、そしてここは頂点を目指して戦うべきだと思っていますし、そこからまたもうひとつギアを上げて、パワーを上げて、土曜日にまず向かっていきたいなと思います。長くなりましたけど以上です
長いけど、とても大事なことが書かれている
自分たちが応援しているチームがクラブが天皇杯ベスト4になった、ではなくて、
ファンもサポーターもスポンサーも、かつてチームに所属した選手もかつてクラブに関わったスタッフも、選手もスタッフも、チームもクラブも、みんな全員で手に入れた天皇杯ベスト4、なんだな
やったな、うれしいな、最高だな
もう今週は水曜日の夜からずっと最高だな